お庭の主役に扱いやすい赤のつるバラ3選

庭の景観を作るなら 大型のつるバラ シンパシー

赤のつるバラといえば、代表的ともいえるシンパシー。

その特徴はものすごくよく枝が伸びることです。

棘も少なめで、枝もそれほど硬くなく誘引しやすいので、大きく育てて見ごたえのある景観を作るのに持ってこいの品種。

丸弁高芯タイプの花を、一本の枝にブーケのように房咲で咲かせるので、ボリュームがあります。

ステムが長く、長く伸びた枝の先に花が付きますが、枝がしっかりとしているので下垂することはなく、少し前のめりに咲く印象です。

うちでは日当たりの悪いところへ植栽しているので、シュートの発生は少ないですが、それでもこの枝の伸びと花付きを見れば、どれほど生育旺盛かおわかりいただけるかと思います。

大きく伸びる、ステムが長いことからもコンパクトに仕立てるのは難しいので、広い場所で大らかに仕立てるとその魅力を存分に発揮できます。

シンパシー つるバラ 赤色 春一季咲き大輪 2年生バラ苗(裸苗)

コンパクトにも大型のつるバラにも仕立てられる ダブリンベイ

広い場所はないけど、赤のつるバラが欲しい!

そんな時はダブリンベイはいかがでしょう?

ブッシュ仕立てで短く仕立てても、つる仕立てにもできる品種です。

花びらの枚数は少なめですが、毎回はっとするほどの美しい発色で、

その真っ赤な色は日にちがたっても色あせず、半月は咲き続けるほど花もちがいいです。

花がらを切ると次から次へ良く咲く、繰り返し咲き性も魅力です。

しかしその分、枝の伸びは最初はゆっくりかもしれません。

3年目以降、株が充実してから枝やシュートがぐぐっと伸び始めます。

もしつる仕立てにしたい場合は、時間をかけて弱剪定を繰り返し2階に届くほどの大株に育てることもできます。

香りが素晴らしい赤のつるバラ テスオブザダーバービルズ

イングリッシュローズを代表する赤バラです。

上記2品種と大きく違う魅力は香りが素晴らしいこと。

咲き進むにつれて赤からピンクがかったクリムゾンレッドへ変化し

徐々に花弁が反り返り花型も変化するので、咲き始めから咲き終わりまで楽しむことが出来ます。

エレガントでゴージャス、その華やかさや香りは他には代えがたい魅力があります。

棘はやや多めなので、扱いには少々気をつかいますが、それを差し引いても魅力的なつるバラといえるでしょう。

お庭の主役には赤のつるバラを

赤のつるバラと一口に言っても、品種ごとにその特徴や性質は違います。

育てる環境、活用の仕方、ご自分の好みなど踏まえたうえで、品種を選びます。

存在感抜群の赤のつるバラ、一株植えるだけでお庭の主役になることは間違いありません。

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