ナエマ
四季咲き クライミング ディープカップ咲
誰からも愛されるエレガントなソフトピンク。強健で病害虫に強く育てやすい。
特筆すべきはその香りで、ゲランの香水から命名されていることはあまりにも有名。
フェンス、オベリスク、ブッシュ、仕立て方が幅広いナエマ
一季咲きのつるバラが多い中、貴重な四季咲き性。
シュートの発生も旺盛で、しっかりと成長しながら繰り返し開花も楽しませてくれます。
大きく育てればフェンスやオベリスクに、強く剪定しても開花してくれるので鉢にブッシュ仕立てにしてもよく、活用の幅は広い。
↑大輪のスプレー咲、花もちもよい。
↑雨に濡れても絵になります。
晩秋に咲くナエマ
ナエマの四季咲き性は優秀で、一般的に秋バラが咲く10月下旬から11月上旬からかなり遅れて12月の上旬くらいになってから咲きます。
これはナエマがほかのバラと比べて、剪定から開花までに時間を要する(平均的には45日前後、ナエマは75日前後)ためです。開花時期をほかのバラと合わせるならば、意図的にナエマだけ夏剪定を早めに済ませればいいわけですが、私はあえて11月下旬から開花させます。
ナエマ晩秋に咲かせる理由
一般的に11月も下旬になってくると気温が低くなりすぎて、せっかくつぼみが付いていても開かないことがよくあります。
その点、ナエマが秋に咲かせた秋のお花をご覧ください↓
12月の中旬、つぼみが咲ききるまでこんな立派なお花をつけてくれるんですよ!
気温が低いことで病害虫の活動が抑えられ、お薬に頼ることなく完璧なお花を楽しむことができます。
無農薬のバラナエマを食用に
せっかくの無農薬自家栽培のバラ!
食用に利用しない手はありません。私は毎年この季節にバラのジャムやフレッシュローズティーにしたりしています。
香りがよく、薄い花びらのナエマはそういう意味でもうってつけのバラといえるでしょう。
↓2018年秋のナエマ
今年はバラの花の砂糖漬け「クリスタライズドローズ」を作ってみました!
バラの花の砂糖漬けの作り方
用意するもの
・無農薬のバラ
・卵白
・グラニュー糖
簡単に動画をまとめてみました↓
1 花びらを軽く洗い、水気を切っておく
2 花びらの裏表にまんべんなく卵白を塗る
3 グラニュー糖をまぶす
4 冷蔵庫で1~2日乾燥させる
バラの花の砂糖漬けの使い方
完成したバラの花の砂糖漬けは見ているだけできらきらと宝石のよう!
口に含むとふわっとバラの香りと甘さが広がります。
そのまま食べるのはもちろん、ケーキのトッピングにしたり、ミルクティーやシャンパンに浮かべてもいいかもしれません。
みなさまもぜひ作ってみてくださいね!
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