バラの苗が店頭に出回るのは春と秋です。
つぼみ付きで実際のお花が咲いたところを見て苗を買えるチャンスです(^^♪
今年はどの品種にしようかな~なんて店内を何周もぐるぐるしたりしているときほど楽しいことはありません!
バラの品種、どうやって選ぶ?
バラの品種というのは星の数ほどありまして、店頭に並んでいるものだけでも何十種類とあります。
初心者の方はどれを選んでいいかわからないという方も多いはず。
1 色で選ぶ
一番オーソドックスな方法ですが色で選びます。
赤、ピンク、黄色、白。。。
ピンクはピンクでもモーヴピンクが個性的な「ローズシナクティフ」
琥珀がかかったピンクの「ソニアリキエル」
2 用途で選ぶ
・切り花にしたい
花が咲いたらすぐに切ってお部屋に飾りたい、ブーケにしてプレゼントしたいなどの場合は
花もちがよく、ステム(花首)が長めで上を向いて咲く品種がいいでしょう。
クイーンオブスウェーデン、オマージュアバルバラ、シャンテロゼミサト
・バラのアーチにしたい
バラのアーチにしたい場合は大きくなりすぎるつるバラよりもシュラブの方が向いており
直立して咲くタイプよりうつむいて咲くタイプのバラがおススメ。
ジャスミーナ、アブラハムダービー、ソニアリキエル
・食用にしたい
ジャムにしたり、お茶にしたり、砂糖がけにしたり、自分の手元で育てられるからこそ食用にも挑戦してみたい!
食用にするなら香りがよく、花びらが薄めのものがいいでしょう。
アンブリッジローズ、ナエマ
・ドライフラワーにしたい
せっかくきれいに咲かせたバラならドライフラワーにして長く楽しむのもよいでしょう。
色が濃く、花弁数が多いものだと美しさが映えます。
房咲きのものはまだ咲ききっていないつぼみも含めて枝ごとドライにしても素敵です。
ドンファン、ラレーヌヴィクトリア、ラドルチェヴィータ
3 香りで選ぶ
朝、玄関の扉を開けたら鼻をくすぐるふくよかな香り。。と思ったらバラが花開いていた。
こんな朝があったら、気持ちよく一日が始められそうです!
ローズシナクティフ、アレゴリー、ナエマ、ソニアリキエル
香りもよく咲き始めから咲き終わりまで美しい花形が楽しめる「アレゴリー」
4 花形で選ぶ
高芯剣弁咲き、カップ咲き、ロゼット咲き、品種によっていろいろな花の咲き方や形があります。
同じ花の色でも形が違うので自分の好みの花形を見つけるとよいでしょう。
黄色は黄色でも。。。
カップ咲の「フランスアンフォ」
花弁がひらひらと浪うち、エレガントな印象。
同じく黄色でもボタンアイが印象的な「ジャンヌダルク」。
中心に向かって折りたたまれるような咲き方です。
5 名前で選ぶ
どれも可愛くて選べない!
最終的に迷ったら、名前で選ぶのもアリです!
バラの品種は星の数ほどありますが、そのすべてに名前がついています。
人の名前からとったもの、産地の名前、その付け方も多種多様です。
バラの名前を呼ぶ機会も意外と多く、「今日ナエマが咲いてたよ」なんて会話もよくします。
「おまもり」という意味の「ポルトボヌール」
プレゼントにもぴったり!
ペッシュボンボン=桃のお菓子
フラマンローズ=フラミンゴ色のバラ
ビエドゥー=恋文
レディエマハミルトン=ネルソン提督の愛人の名
などなど。。
ネーミングにもセンスが光りますよね!
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