バラとアイアンフェンスで構造物とのコーディネートを楽しむ
フェンスは壁面仕立てやアーチ仕立てと並んでつるバラの誘引には欠かせないアイテムです。
写真はバックの壁面のレンガが茶色なので統一感を持たせるため、アンティークタイプのブラウンフェンスを利用してのエレガントなコーディネートです。
壁面や構造物に合わせてフェンスを好きな色に塗ることで、コーディネートを楽しめ、いろいろな表情を楽しむことができます。
例えばダークな色のレンガに白のフェンスを合わせるとパキっとしたコントラストを楽しむことができます。
フェンスの高さでバラの品種選びも異なる
低いフェンスに向いているバラ
低いフェンスに植えるならあまり大型になるつるバラは向いていません。
シュラブなどの半つるバラか、大きくなりやすい品種ではありますが、枝がしなやかなランブラーローズがおススメです。
目線に近くなる低いフェンスではランブラーの小ぶりな花もちょうどいいですね。
- レディゲイ
- ブルーマジェンタ
- ポールトランソン
ランブラーローズの多くは一季咲なので、四季咲きのバラが良い場合はシュラブのバラを選ぶといいでしょう。
- スイートドリーム
- サマードリーム
- ローズシナクティフ
- サンセットグロウ
高さのあるフェンスに向いているバラ
高さのあるフェンスは低いフェンスと比べて品種を選ぶ必要はありません。
樹勢の強いバラや、好みのバラを組み合わせるといいでしょう。
おススメのエレガントなデザインのアイアンフェンス
定番で人気のフェンスがこちら。
真ん中から2つに折りたためる形になっており、一枚で2枚分の幅で使えます。
2つ折りになるのでコーナーでL字型で使ったり、自由自在に角度を変えて設置することができるのが利点です。
エレガントなデザインでお花が咲かない時期もお庭の雰囲気作ってくれます。
フェンスを使って玄関アプローチをバラの香りで満たす
玄関アプローチなど人が通るところは香りのあるバラで装飾。
花壇に両サイドフェンスを設置して高さを出し、「ナエマ」を植えています。
フェンスで高さをだして、大きく育てることで、花数も増やすことができます。
工夫次第でベランダなど土のないところにもフェンスを設置できる
通常バラ用のフェンスは土の部分に脚を固定しますが、ベランダなどフェンスを立てたい場合は、足元を工夫することで可能になります。
基礎ブロックにフェンスのを入れて、モルタルをいれて固めておもりにしています。
壁面に合わせてブロックを好きな色に塗りましょう。
建物とバラを一体化させる外構フェンス ステムの長いバラを活用して
高さのある外構フェンスを彩っているのは「コンテスドゥセギュール」と「ローズシナクティフ」。
庭の中側から誘引してありますので、長いステムがちょうどよくフェンスの外側に出てきてきれいに咲いてくれています。
長いステムのバラはアーチなどだと持て余してしまうことも多いですが、このような使い方をすれば生きてきますね。
既存の低いフェンスを利用してトレリスフェンスを留め付ける
低めのフェンスのみでのつるバラの誘引は、限りがありますので、既存のフェンスにプラス背の高いトレリスフェンスなどを重ねてとめつけ、そこにつる枝を伸ばしてあげるとより立体的な演出ができます。
低いフェンスだとどうしてもバラの成長とともに誘引に限界が出てきてしまうので、このような方法で、フェンスを高くするのも有効です。
ベースになる構造物を大きくすると見ごたえがあります。
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