秋にも咲く返り咲きで初心者にもおすすめのつるバラ
つるバラというのは、旺盛な生長力とその花付きの良さの代わりに、一年に一回しか咲かないものが多いです。
しかし中には繰り返し花を咲かせてくれる返り咲きのつるバラもあります。
そんな中でも育てやすい品種をご紹介します。
フェンスにぴったり「ピンクカクテル」
ブラッシュピンクが可愛い一重のバラはピンクカクテル。
小輪のつるバラではメジャーな「カクテル」の枝替わりです。
カクテルとは違い、棘がほとんどなく葉は丸みがあり可愛らしい雰囲気のバラで、つるバラには珍しく次々とくりかえし花を咲かせてくれる品種です。
しなやかなつるで優しい印象なので、低めのフェンスなどにぴったり。
窓際やパーゴラに コーネリア
小輪で八重咲、ゴールドのシベが美しく香りもよいコーネリア。
伸長力が高いのでコーネリアは窓まわりやパーゴラに仕立て、写真のようにハニーサックルなどと合わせてあげるとまた違った景色を生み出してくれます。
秋にはローズヒップも楽しめるのでリースづくりなどでも利用できますね。
枝だれる仕立てがおすすめ バフビューティ
アプリコット色でふわふわとした花を株いっぱいにつけるバフビューティ。
伸長力が高く枝だれて咲くので、パーゴラやトンネルなど下から見上げられるように仕立てるとその魅力を発揮できます。
ロマンチックな演出に フェリシア
上記2品種に比べると、コンパクトなフェリシア。
つるはしなやかで優し気に咲くので、小さめのアーチなどにぴったり。
華やかな大輪のつるバラ ロイヤルサンセット
夕日が燃ゆるような個性的な色味のロイヤルサンセット。
大輪の花を株いっぱいにつけてくれるので主役級の華やかさです。
ステムが長く、枝が固く太いので、広い壁面などに適しています。
四季咲き性とつる性の両立は難しい
つる性で大きく伸長することと、年中花を咲かせる四季咲き性を両立することはバラにとっては難しいことのようです。
ここで紹介したつるバラは、大きく伸長してくれて、なおかつ一年を通して咲いてくれる稀有なバラなのです。
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