春のバラ 咲き終わりのお手入れ手順
まちわびたバラの季節もあっという間に終盤ですね!
咲き終わった花がらはなるべく早くカットしてしまうのが次のお花を楽しむコツですよ!
実際にはどこを切ったらいいのか?
解説していきます!
咲き終わった花の下の5枚葉を探す
花が咲いている茎の5枚葉を探します。
↓5枚葉とはこれのことです。
葉っぱの数を数えてみると5枚あるのがわかります。
3枚だったり、7枚だったりすることもありますが、5枚葉の位置がいい芽が出る場所だといわれています。
5枚葉の上1cm弱を剪定する
5枚葉の上1cm弱を残して少し斜めにハサミを入れます。
↓この5枚葉の根元から次の新芽が出てきます。
次のお花が咲くのは約1カ月半後が目安
バラは剪定してから、約1カ月半後くらいを目安に次の花が咲くといわれています。
花がらを切ることが次の花を咲かせるスイッチになりますので、いつまでも花がらを摘まずにそのままにしておくと、バラは次の花を咲かせる準備ができません。
花が咲いたらなるべく早い段階でカットすることが次々と花を咲かせるコツになります。
花後の施肥を忘れずに
花をカットした後は忘れずに肥料をあげておきましょう。
花をつけるのは大きなエネルギーを使います。
「春にお花を見せてくれてありがとう」という意味でこの時期の施肥のことを「お礼肥」と言ったりします。
剪定しても花が咲かない原因は?
一季咲きの品種である
きちんと適切な時期に剪定しても次の花が咲かない原因とは何でしょう?
まず第一にお手持ちのバラの品種の性質を確認してみてください。
バラには「一季咲き」「四季咲き」「返り咲き」などの性質に分かれています。
「一季咲き」の品種の場合、1年に1度だけ咲く品種になりますのでどんなに適切な管理をしていても、春の花後にもう一回咲くということはありません。
病害虫の影響で葉を落としてしまった
バラは春の花後、特に黒星病にかかりやすく少し目を離すとあっという間に葉が全部なくなってしまった、という状況になりかねません。
葉っぱがないとエネルギーが十分に作れませんので、花芽をつけられないことがあります。
日当たり、肥料不足
同じく、日当たりや肥料が不足していても花芽をつけられないので、春の花後の施肥、日当たりの場所の確認など十分に考慮する必要があります。
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