こんにちは!
今年は梅雨が長引いて、なかなかお日様も顔を出してくれませんが夏を目前に控えて、バラの様子はいかがでしょうか?
春に比べると、葉っぱも少なくなってきて、元気がなくなってきているかもと心配に思われている方もいるのではないでしょうか。
実は一年で一番バラのトラブルが多い季節が梅雨なんです。
梅雨を乗り越え、夏を元気に過ごすことがバラを上手に育てるポイントになります。
梅雨時のバラのトラブル解消方法
梅雨時に葉っぱに黒い斑点が…!それは黒星病です
一年で一番病害虫にかかりやすい季節、それが梅雨です。その中でも湿度が高く病害虫の動きも活発で、雨によって黒星病が蔓延しやすくなります。
一番お手軽にバラの病害虫を予防するならバラ専用の殺虫殺菌スプレーを使うこと。
スプレーのかけ方は葉の裏側7割、表側3割を目安にしたたり落ちるまでたっぷりとかけます。
↓初心者さんにおすすめ・いろいろな薬効がこれ一本の簡単スプレー!
黒い斑点が出てしまってからスプレーしても健康な葉っぱに戻ることはありません。
病気になる前の健康な葉っぱに薬をかけて予防します。
治すのではなく、予防する意識が大切です。
黒星病になってしまった葉は早めに取り去り、落葉した葉もなるべく早く片付けてしまいましょう。
葉っぱが落ちてしまっても、すぐに新しい芽が出てきますので、次は新芽が病気にならないように気を付けます。
葉がすすけて見えるのはハダニが原因
バラの葉がすすけたように見えたらハダニです。
梅雨が明けて暑さが本格化してきたころに発生しやすくなります。
放置しておくと、株全体に広がって落葉し、樹勢を落としてしまいます。
発生初期ならば葉水をすることである程度抑制することができます。
高温乾燥を好むハダニは水が苦手なのです。
葉を裏返すとこのように白っぽくすすけた状態になっています
最近はスプレーの中にハダニの薬効も追加されたようでとっても助かります!
さきほどご紹介した「ベニカX」シリーズの「ベニカXネクストスプレー」はハダニにも効果がありこちらもおすすめ。
葉っぱが黄色い?それはコガネムシかもしれません
夏の季節もう一つ気を付けたい病害虫がコガネムシの幼虫です。
夏の間、成虫がバラの株もとに産卵し卵が孵化するとバラの根を食害して育ちます。
葉のダメージに比べ、根のダメージは回復に時間がかかります。
また、土中のことなので発見が遅れがちになり、葉が急に黄変しだして気が付く頃にはかなりのダメージになっています。
7,8,9月とコガネムシの産卵時期にはすべてのバラの株に対して土中に有効な殺虫剤をまいて予防的に対処します。
↓土中に有効な殺虫剤。株もとにまくだけです。
バラを上手に夏越しさせるポイントまとめ
バラを育てるのがまだ慣れていない初心者さんも、以下にまとめた夏のポイントをおさえて管理をすれば、秋にはまた素敵な花が見られるでしょう。
- 水切れさせない
- 夏バテには肥料よりも活力液
- 病害虫に注意して葉を落とさないようにする
- 特に注意する病害虫は黒星病、ハダニ、コガネムシの幼虫
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