バラ栽培で注意したい虫(1)コガネムシの幼虫

バラには様々な害虫がやってきます。

バラに虫はつきもの、少し花や葉をかじられた程度では神経質になりすぎることもありませんが、コガネムシとカミキリムシは特に注意が必要です。

発見が遅れると、最悪の場合枯れてしまうことがあります。

①コガネムシの幼虫

バラに深刻なダメージを与えるのは成虫ではなく幼虫です。

初秋に急に葉が黄変して落葉したり、樹勢が落ちたりなどの症状があらわれたら土中でコガネムシの幼虫に根を食べられていた!とはよく聞く話です。

根を食べられてしまっては回復にかなりの時間がかかり、最悪の場合枯れてしまうことにもなりかねません。

コガネムシはいつごろ産卵するの?

土中で越冬した幼虫は春から初夏にかけて成虫となり、6月~8月中に土中に産卵します。

産卵を終えた成虫はそのまま死んでしまうので、バラの近くでコガネムシの成虫の死骸を見つけたら要注意!産卵を終えたあとかもしれません。

鉢バラの場合は特に注意が必要

地植えの場合は株自体が枯れてしまうということは稀ですが、鉢バラは根が鉢の中という限定された空間のため、ダメージが深刻になる場合があります。

定期的な薬剤散布を行いましょう

コガネムシの幼虫の被害を防ぐにはどうしたらいいでしょう?

葉が黄変して異変に気づいてからでは、もうすでに根が食べられてしまっている状態なので遅すぎます。土中のことなので産卵されたことには気づきにくく、対処が遅れることがままあります。

そこで、産卵されているいないに関わらず、産卵時期の7月、8月、9月に一回ずつすべてのバラに土中用の薬剤を施します。

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